なぜ仕事で移動中に竹内まりやのCDを買っているのか

versaloft2007-05-22


まりあ、か、まりや、か分からなくなる僕を許してください。

大学生の頃、山下達郎南佳孝を聴き始めていたのと同じ時期に、テレビに出てきたのが竹内まりやだった。友人の家に行くとLPがあって、ああおしゃれな女子大生とはこういうものか、と感心するようなジャケットで、中身は加藤和彦も曲を書いていてますます感心した。レコードを聴くと、なぜか曲と曲の間で「まりやげんきー?」とアン・ルイスが遠くで叫んでいた。

彼女の新譜が新しくでると聞いていたが、今日発売とは知らず、偶然出先で見かけたので買ってしまいました。初期出荷分は、過去のアルバム未収録のB面集、ボーナス盤が入って2枚組。おまけ付きはいろいろあるが、こういうおまけが一番だ。これを買わないとね。

この人の歌声を聞いていると、年齢を感じさせない。それでいて、表情はより豊かになっている。CDはマイ・フェア・レディの劇中歌「君住む街角」から始まるのだが、これが若々しくて、楽しくて、素晴らしい。もちろんオリジナルもそれぞれ出来が良くて、好きである。こういう作家、歌手、ともに希有だと思われる。プロデューサーの力なのか。

僕も、いい年の取り方をしたいものだと思う。はて、どうやって見習えばいいのやら。