なぜキャメロン・ディアスを見てそのしぶとさに感心するのか

娘のお稽古ごとにつきあって、その待ち時間に映画を見に行った。
「ホリデイ」という題名の、ラブコメディ。でも、あまり若い恋人のデートにはお勧めできない。ちょっと複雑だし、男なんて（女なんて）どうせ信用できないし、という感覚なのですが、それでも恋しかないよなあ人生は、というのんきな映画なので、３０過ぎの男女にお薦めします。

日本映画の「アルゼンチンババア」を見た直後だったので余計に思うのだけれど、アメリカ製のこの手の映画はすっごく良くできていると思う。音楽もいいし、どんな車に乗って、どんな服を着て、どんな趣味か、などなど細かいところに凝っていて、いちいち素晴らしい。

キャメロン・ディアスは芝居がかわいいなあ。
この映画は脚本も監督もナンシー・メイヤーズという女性らしい。なるほど、このこだわりのしつこさ、リアリティはそのへんにあるのかもしれないなあ。