なぜ取り残されると情けない気分になるのか

versaloft2006-08-31


同僚が会社を去るにおよび、寂しさがつのるのであります。
人様の心配をする余裕もないので、外洋に出たら獲物もでかいが波も荒いので気をつけて、くらいしか言うべきこともないのです。一年ほど前に会社を去るチャンス(?)があったときに、どうしようもない自分の我が儘さを実感して断念した記憶があるので、前途の無事を祈ると同時にその勇気を讃えます。
サラリーマンもずうっと続くように思えるのは錯覚で、定年は誰にも公平に訪れるし、そこへたどり着くまでも楽な道のりではないなあ、と今更ながら思います。できればその日まで現役でがやがやしていたいものですが、それもたやすい道ではなく。
いやはや時の経つのは早い。うかうかしていると、すぐに次の一年がやってきて、ああ、また同じことやってるなあと感じることが多くなりました。幸い同僚や仕事先に恵まれて、単調でもマンネリでもないけれど、それにしても昔考えていた将来のイメージからはほど遠く、ばたばたの毎日が続きます。ああ、こんな調子でずうっと行くのもいいかもしれないなあ。
そんなことを考えた八月の終わりです。