なぜ上海の切符売り場でわあわあ騒いで迷惑をかけるのか

上海に来ています。

今年になって三度目なので、ずいぶん慣れては来たもののやはり交通機関に一人で乗るのは気楽にはいかない。空港への迎えを断ってひとりでホテルへ移動した。上海には「磁浮」というリニアモーターカーがあって、空港から市内のすぐちかくまで走っている。時速400キロ以上という。残念ながら僕が乗ったのは夜なのでそんなに飛ばさないのだがそれでも300キロ以上と表示されていた。すごいな中国。

市内のすぐ近く、ということはそこからバスかタクシーに乗らなければ市内には入れない。東京で云えば箱崎CATのようなものかな。で、タクシーに乗る訳だが運転手に行き先を云っても通じない。中国語を練習していたのに通じない。で、メモを用意していたので渡す。すぐ走り出した。最初からそうすればいいのだ。

きょうも新幹線のような乗り物に乗らねばならなくて、上海駅(でかい)の切符売り場(広い)に行った。用意して行ったのに、自販機しかない。窓口がないのだ。仕方なくやってみたら、すぐ買えた。漢字万歳!意味がすぐ分かるし。


で、帰り道。やっぱり飛行場のように大きな駅で、帰りの切符を買うことになった。やたら広いが上海駅と違って窓口しかない。メモを見せたがなんだか訊かれてわけがわからない。英語は一片たりとも通じない。ずいぶんわあわあ話してみたが、係員は分からない振りをしているのかもしれない。後ろに並んでいた大学生くらいの女の子が見かねて英語で助けてくれた。窓口の係員は今日乗るのか?と訊いていたのだった。ああ、そりゃメモに書いてなかったなあ。学生だけでなく中国人は親切だ。ただし窓口の係員は除く。

というわけで中国滞在にメモ帳は必須。レストランでも便利だし。ビバ漢字。
食べ物の話はまた明日。