なぜ拾った本を風呂の中で読みながらははあと納得しているのか

少し前に、図書館のリサイクル本コーナーにあった本を拾ってきて読んだ。
「仕事は楽しいかね」というタイトルだ。

もともと、本屋でもビジネス本のコーナーにあるベストセラーの類いには滅多に近づかない。金持ち父さんだのチーズが消えただの、虫のいい欲望が赤裸々に出ている本に何の魅力があるのか。こういう心得があれば儲かる、成功する、という内容ほどうさんくさいモノはない。

拾った本を読んでみると、啓発本にしては面白かった。僕も仕事柄、アイディアとは、について話す機会もあるので、日頃からよく考えていることに近かった。好感が持てるのは「誰でもできることを諭している」ということ。しかも、それは「誰もがやっていない」。もうちょっと踏み込んで話してくれるといいのに、と思ったが、このあとシリーズで何巻か続編が出ているようだ。そっちに書いてあるのかもしれない。

でも、かなり意識的にこの内容を考えていないと、最初から理解できないかもしれないなあ、と心配もするのだった。

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?