なぜナイキとアップルが仕込んだからくりにすっかり取り込まれているのか

Nike+というからくりがある。
ランニングシューズの中にこのパーツを仕込んでおくと、それがセンサーとなって、ランニングの記録をiPodに送り、走行距離やら時間やら、諸々のデータを記録できるのである。

毎日の記録が勝手に残るだけでなく、30分とか1時間とか、指定時間とペースに会わせて「中間地点です」などと優しい声でアナウンスもしてくれる。とてもうまくできているので僕のランニングの必需品なのだ。

ところが数日前からセンサーが反応しなくなってしまった。これでは、走っていても面白くない。電池が切れるにもまだ早すぎる。買った店に行って訊くと、アップルストアでしか対応できないという。で、銀座のお店まで足を伸ばして診てもらうことにした。

ジニアスバーのスタッフがあれこれ試してくれたが、結局、原因不明で動作しない。新しい(と思われる)在庫を出してきてもらった。保証期間内なので無料。ありがたい。で、今朝はいつも通りのペースを取り戻せた。モノに依存しているんだなあ、僕のランニングは。