なぜ歳を重ねてもなんにも成長が無くてそれでもへっちゃらなのか

またひとつ歳をとりました。

昨日の日記にnobさんがコメントを書いてくれたので、考えたのです。年齢を経て、あるいは環境の変化で好みが変化するということはあるだろう、と。体質が変わってしまった、ということは別にして、以前あった勘違いが修正された、とか、憑物が落ちた、とか、単純に飽きた、ということが理由だと思うが、わが身を振り返って考えて見た。

音楽はどうか。うーん、昔は良く聴いたのに今は全然、というものがあるかというと、ほとんどないのに気がついた。昔好きだったものは今でも好き。成長というものがないのか。昔は知らなくて、あるいは嫌っていて、今は好きというものはけっこうあるな。オペラとか。演歌とか。

食べ物はどうか。昔はあんなに好きだったのに食べなくなったもの・・・ぜんぜん思い浮かばないよ。子供の頃食べられなかったけど今は好き、というものならあるかな。銀杏とか。あっさりしたものが好き、とかこってりしたものが好き、とかその日によって違うだけだもんな。節操がないです。

思えばほとんど変化のない嗜好を抱えて生きて居るんだなあ。まあ、それはそれで幸せな事です。