なぜシロクマの子供達の行く末を案じてしまうのか

versaloft2008-02-16


東宝シネマズ六本木ヒルズ「アース」が掛かっていたので、下の娘とヨメといっしょに見に行った。

地球の自然、生物、動物の生態を追ったドキュメンタリー映画だ。思えば自分が小学生だった頃もディズニーの動物映画はよく見に行った。「オオカミ王ロボ」とか「三匹荒野を行く」とか。ドキュメンタリーとは違って、お話を実写で作っていくものではあったが、リアリティは素晴らしかった。当時はお話だとも思っていなかったものなあ。

「アース」は北極のシロクマの母子の話からはじまって、次々と知らない世界へ連れて行ってくれる。気の遠くなるような時間をかけて撮影されたにちがいない映像が随所に出てくる。このダイナミックな映像は映画館でみないとなあ。それにしても北の鳥や動物が死にものぐるいで生存競争を戦っているときに、ニューギニアだったか赤道近くの鳥たちはエサの苦労はまったくなくて、のんびり奇っ怪な求婚のダンスを踊るのに熱心だったりして、かなり笑えます。

地球温暖化がすすむとシロクマは絶滅してしまうのだなあ。母シロクマと雪原を移動するシロクマの兄弟のことを考えると胸が痛む。

ところで「アース」の入場料は子供500円。夫婦は50割引なので、家族三人で2500円。内容も予想以上に素晴らしかったし、これは思いがけなくお買い得な映画鑑賞でした。