なぜ一人でぶらぶらするのが好きなのに人恋しくなるのか

望んでしたことはないが、一人旅ってキライじゃない。

食事をしたいときにすればいいし、見たいものを見ればいい。我が儘である。でも、食事の時の孤独感はたまらないので、食事をしなくなる。ホテルのレストランで食べていると、そんな雰囲気を察してマネージャーが相手をしてくれたりする。が、横文字で話すのが億劫なときはそれも苦痛だ。だいたい海外出張のついでにどこかの街をウロウロするのが常なので、一人の時間が結構快適だ。

永六輔と中村八大の歌で「遠くへ行きたい」というのがあるけれど、旅先では、ときどきあのメロディが頭の中で鳴り出す。北海道の漁村で一人で散歩してたときには「まんま」で、よく合いましたけれど、ミュンヘンとかじゃ似合わない。いい歌で、大好きです。そういえば、いい曲なのにあまりいい録音に出会ったことがない。テレビ番組で岩崎宏美が歌っていたのがけっこうよかった。今流れている森山良子もいいかな。さとう宗幸のは伴奏がシンプルで好ましかったので、iTune storeで買ってしまいました。150円。
ジェリー藤尾のが欲しいなあ。

いくつになっても、漂泊の思い止まず。