なぜiPodさんのシャッフル機能にはいつも泣かされるのか

仕事を終えての帰り道、iPodから「Carry on」が流れてきた。

C.S.N&Y.（クロスビー、スティルス、ナッシュ・アンド・ヤング）は大好きだ。高校生のころ、友達の家の巨大なステレオ（当時はみんな巨大だったんだけど）で聴いて以来、Dejavu（デジャブ）は愛聴盤なのだ。あのころは酒も飲まなきゃ煙草も吸わなかったが、友達の家に上がり込んでは、そこんちのレコードを聴かせてもらっていた。くだらない話をしながらいつまでも退屈しなかったし、夜はいまよりずっと長かった。このグループのコーラスを聴くと、当時の若々しい幸せな気分が溢れてくる。ああ、きもちいい。このアルバムは今聴いても新しい。きっかけがあれば今の若い人たちもきっと夢中になるでしょう。

iPodのシャッフル機能って、ほんとに凄い。人を見透かすかのようにいい選曲をしてくる。

そういえば会社を出てくるときに流れたのはチェット・ベイカーのLet's get lostだったなあ。これは大学生の頃に、やはり別の友達の部屋で聴いたんだっけなあ。もちろん今でも大好きだ。