なぜ8万円もするスタンドに心惹かれつつ二つで99円の単2電池を買って帰るのか

所用があって、久しぶりにデパートへ行った。玉川高島屋

昔、多摩川のほとりにいきなりデパートが出来た頃は、その唐突さに大いに驚いたものだけれど、その見識の高さは中学生だった僕には想像も出来なかった。郊外型のデパートとしては随一の成功例ではないだろうか。今ではタマタカとして独自の文化を形成している気がする。中流を捨て、上流に執着したことが成功の理由かもしれない。

店内を歩くと見事なほどに、欲しいものがいっぱいだ。無くても困らない欲しいものがいっぱい。危険だ。
時計とかランプとか気の利いたデザインのものが目に付く。おもちゃもドールハウスやパズルなど外国製の趣味のいいものが多い。物欲が頭をもたげないうちに退散するに限る。

カメラ屋さんで安い電池を大量に買い込んで帰宅する。