なぜサブリナパンツにコートの組み合わせがキュートなのか
映画「麗しのサブリナ」を改めて観てみた。
前回観たのは学生の頃で、テレビの放送で見たのだと思う。全然印象が違う。会話が巧妙で、気が利いている。こんなにいい映画だったのか。あのころはヘップバーンを眺めていただけだったのだなあ。愚かな事である。
ビリー・ワイルダーの脚本は、やっぱりシンプルでいい。気になったのはお兄さんがプラスチックの耐久実験に使った拳銃を机の引き出しに仕舞うところを見せたくせに、最後まで話に使わないでおくところだ。変な伏線はってるなあ。
それにしてもヘップバーンの着る衣裳がおしゃれだ。アカデミー賞を取ったのはかっこいい衣裳担当のジバンシィではなく、どんくさい衣裳を作ったイデス・ヘッドというのが面白い、というか、いい加減。
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