なぜ思考の整理学を読んで昔の自分のノートを恥ずかしく思うのか
ノートの取り方とか、時間の使い方とか、教わった事がない気がする。
本当は小学生の時とかに先生が教えてくれてたのかも知れないが、聞いてなかったのかな。それとも、やっぱり教えてもらっていないのかも知れない。
外山滋比古の「思考の整理学」を読んだ。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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外山先生と言えば「修辞的残像」で、この本は大学生の頃黒須田伸次郎先生に勧められて読んだ。難しい部分もあるが、解けた謎も多くて、座右の書のひとつである。
そのような大先生の話をユーモアも交えて聞けるチャンスだと思えば520円はとても安い。情報整理の方法とか、考える時間のありかたとか、その通りにしろと言われてやすやす出来るものではないけど、ためになります。やってみようかなと思う。
で、いちばんは文章がいいよね。学者の文章はいいか悪いかどっちかだけど、外山先生は文句なしにいい。読んでいて楽しいもの。