なぜ思考の整理学を読んで昔の自分のノートを恥ずかしく思うのか

ノートの取り方とか、時間の使い方とか、教わった事がない気がする。

本当は小学生の時とかに先生が教えてくれてたのかも知れないが、聞いてなかったのかな。それとも、やっぱり教えてもらっていないのかも知れない。

外山滋比古の「思考の整理学」を読んだ。

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

外山先生と言えば「修辞的残像」で、この本は大学生の頃黒須田伸次郎先生に勧められて読んだ。難しい部分もあるが、解けた謎も多くて、座右の書のひとつである。
そのような大先生の話をユーモアも交えて聞けるチャンスだと思えば520円はとても安い。情報整理の方法とか、考える時間のありかたとか、その通りにしろと言われてやすやす出来るものではないけど、ためになります。やってみようかなと思う。

で、いちばんは文章がいいよね。学者の文章はいいか悪いかどっちかだけど、外山先生は文句なしにいい。読んでいて楽しいもの。